2/23 【練習試合レポート】勝利の裏に悔しさあり。

2月23日、横浜南シニア

全国出場を目標に掲げる私たちにとって、自分たちの現在地を測る大切な一戦となりました。

左のエースとの真剣勝負

横浜南シニアさんの左のエース投手は、切れ味鋭い変化球と力強い直球を織り交ぜ、巧みにコーナーを突いてきました。狙い球を絞っても思うように捉えきれず、打線は序盤から苦しい展開。チャンスは作るものの、あと一本が出ない――。得点を奪うことの難しさ、1球の重み、1打席の大切さを痛感する内容でした。

しかし、この「打てなかった時間」こそが、全国を目指す上での財産です。強い相手、質の高い投手にどう向き合うのか。準備の質、声の掛け合い、ベンチワーク、そして粘り。課題がはっきりと見えたことは、大きな収穫でした。

勝利の裏にある悔しさ

試合は終盤、粘り強くつないだ攻撃が実を結び、最終的には勝利を収めることができました。しかし、不思議と喜びよりも悔しさが勝るゲームでもありました。「もっとできた」「まだ足りない」――その感情は、成長への原動力です。勝利以上に価値のある気づきが、グラウンドには確かにありました。

冬を越えて芽吹いた力

熾烈なスタメン争いの中で、昨年出場機会の少なかった選手たちが、長い冬を越えて大きな成長を見せました。打席での迷いが消え、自信に満ちたスイングで結果を残す姿。守備での一歩目の速さ、声の質、準備の徹底。努力は裏切らない――それを体現するプレーが随所に見られました。

特に、これまでロングイニングを任せられなかった投手が、強い覚悟を胸にマウンドへ上がりました。苦しい場面でも腕を振り続け、打たれても下を向かない。その姿勢がチームに勇気を与え、今ではエース候補として名乗りを上げるまでに成長しています。ポジションは奪うもの。役割は勝ち取るもの。その競争が、チームを強くします。

代打や途中出場の場面を信じ、ベンチの中で必死に準備を続けている選手の姿を見ると、指導者として何とかしてあげたいという思いが込み上げてきます。限られたチャンスのために声を出し、バットを振り続け、自分の役割を理解しながら待つ姿勢は決して簡単なことではありません。その努力が報われる瞬間を、必ず全員でつくり出したいと強く感じています。

小さな円を、大きな円へ

一人ひとりが自分の役割を全うすること。ベンチの声、走塁の一歩、カバーの一瞬――小さな円の積み重ねが、やがて大きな円になります。その円を、全国という舞台まで広げていこう。

指導者として、君たちと一緒に全国へ行きたいと心から思っています。今日の悔しさを忘れず、勝利に甘えず、もう一段階上へ。
この一戦を糧に、次の試合へ挑みます。

横浜南シニアの皆さま、ありがとうございました。

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