【練習試合レポート】横浜南シニア様・浦安ボーイズ様            

競争なくして、成長なし

7月4日に横浜南シニア様、7月5日に浦安ボーイズ様とオープン戦を行いました。

新チームが少しずつ形になってきた中、まさかのアクシデントが起こりました。

キャプテンが指を骨折。

チームを引っ張ってきた主軸の離脱は、戦力面だけでなく精神面にも大きな影響を与えました。当然、メンバーは一から考え直すことになり、チームの雰囲気も少し沈みました。

しかし、私はこの出来事を悪いことばかりだとは思っていません。

レギュラーが一人抜けたということは、これまでスタートで出場できなかった選手たちにとっては大きなチャンスです。競争が生まれ、自分をアピールする絶好の機会でもあります。

試合は勝利しました。しかし、キャプテンの穴を埋めることはできず、内容としては締まりのない試合でした。

最近、私が選手たちを見ていて感じることがあります。

「あいつには負けたくない。」
「絶対に試合に勝ちたい。」

そんな気持ちや行動が、以前より少なくなっているように感じます。

負けた後に悔しがる。ミスをしてから反省する。それでは遅いのです。

試合が始まる前、練習が始まる前から、「今日は誰にも負けない」「絶対にレギュラーを奪う」という強い気持ちを持って取り組んでほしいと思います。

これは順位をつけないことが増えた現代の考え方も、一つの影響なのかもしれません。また、スマートフォンやSNSの普及により、知りたいことはすぐに調べられる便利な時代になりました。

しかし、情報を知っていることと、自分で経験して身に付けることは全く違います。

私は、便利になった分だけ、苦労する機会や、もがく時間が少なくなっているように感じます。

人は悩み、失敗し、遠回りをしながら成長します。

だからこそ、もっと自分自身ともがき、自分で考え、行動し、壁を乗り越えてほしいのです。

スポーツは勝負の世界です。そして、野球を終えた後の人生も、人より努力し、結果を出し、自分の価値を示しながら生きていかなければなりません。

私は、南総京葉ボーイズに在籍する選手たちには、高校野球で勝ち進み、甲子園を本気で目指せる人材へ成長してほしいと思っています。

好きな野球だからこそ、日本一を目指していい。甲子園を目指していい。プロ野球を目指していい。

その夢を追いかけることは、決して恥ずかしいことではありません。

保護者の皆様の支えがあるからこそ、もっと高い目標を持ち、その期待に応えてほしいと願っています。

正直に言えば、この代には3年生のような絶対的なエースも、試合を決める強打者もまだいません。

だからこそ、このチームは団結力で勝負するしかありません。

私は、派手なプレーだけを評価するつもりはありません。

バントを確実に決めること。サインプレーを全力で実行すること。仲間のために声を出し、一球、一球に集中すること。

そんな細かいことを誰よりも一生懸命できる選手を私は起用します。

野球はスター選手一人では勝てません。

全員が役割を果たし、競争し、支え合うことで、本当に強いチームになります。

この試練をきっかけに、一人ひとりの意識が変わり、**「自分がチームを変える」**という覚悟を持った集団へ成長してくれることを期待しています。そこから、南総京葉ボーイズの新しい歴史を築いていきましょう。

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